第2回ダイニングデスク2007.01.27(sat)
「記憶のすきま」
 
毎回様々な専門家の方をお呼びして、ご飯を食べながらディスカッションをしていただく、とたんギャラリーの定期イベント「ダイニングデスク」。第二回目は「記憶」について考えます。
 
人やモノの記憶を立体的に表現する阿部氏、
場所や人の記憶の重なりを表現する木村氏、
人の情報網、神経を研究する福島氏、
科学的な思考と精神のゆらぎを哲学する安孫子氏、
 
それぞれの視点から語られる「記憶」とは?
身近に使われる「記憶」はどんなすきまを残しているのでしょうか?
 
パネリスト
安孫子信(法政大学哲学科教授)
阿部岳史(アーティスト)
木村健世(アーティスト/フタボンコ)
福島徹也(東京大学医学部生理学教室助手)
 
日時: 1月27日(土) 16:30〜18:00 (開場16:00)
参加費用:500円/おすそわけ付
 
参加ご希望の方
info@totan-gallery.comまで事前にご予約下さい。
 
※当日のご参加も可能ですが、人数制限をさせていただくことがあります。
その場合、予約優先とさせていただきます。
 
 
パネリスト・プロフィール
 
■安孫子 信
哲学者。法政大学文学部哲学科教授。フランス哲学・フランス思想史を専攻。
科学的実証性とスピリチュアリティ(霊性)とのせめぎ合いの問題を、フランス思想史の流れのなかで考察している。

主な著書(すべて共著)
『ベルクソン読本』(法政大学出版局)
『デカルト読本』(法政大学出版局)
『西洋哲学史−科学の形成と近代思想の展開』(ミネルバ書房)
『自然観の展開と形而上学』(紀伊国屋書店)など
 
 
■阿部 岳史
アーティスト。1977年東京都生まれ。2003年東北芸術工科大学美術科研究生修了。
見慣れた風景や人の記憶など不鮮明で曖昧なものをテーマに、立体表現を発表している。
Web:http://web.mac.com/abetakeshi
 
主な展覧会
2002 「センダイアートアニュアル2002」仙台
2003 個展 原宿 表参道画廊
2004 個展 原宿 MUSEE F
    「阿部岳史元木孝美 二人展」原宿 表参道画廊
2005 グループ展「アンドロイドは夢を見るか」銀座 Pepper's Loft
2006 「GHOSTS-幽霊たち-」阿佐ヶ谷 とたんギャラリー
 
主な受賞歴
2004 「第10回リキテックスビエンナーレ」 入選
2005 「トーキョーワンダーウォール2005」 入選
2006 「ワンダーシード2006」 入選
   「ジーンズファクトリー アートアワード2006」 優秀賞(「幽霊たち-GHOSTS- #1」展)
 
 
■木村 健世
アーティスト。1969年福島県生まれ。多摩美術大学建築科卒業。
2001年アーティストグループ「フタボンコ」結成。
以降、インスタレーションやワークショップを中心に、場所や記憶をテーマとしたプロジェクトを行っている。
 
主な展覧会
2001 「ある視点」(代官山インスタレーション'01グランプリ作品)
2003 「フタボンコ展」(ヒルサイドギャラリー)
    「ある視点・十日町編」越後妻有アートトリエンナーレ2003
2005年 「ココにある日常、ソコにある思い出。山口さん家の365日。」山口情報芸術センター(〜2006)
2006年 「あなたのあかり」越後妻有アートトリエンナーレ2006
 
関連HP http://documents.ycam.jp/omoide/
http://www.asatte.jp/1menback/1men_0817.html
 
 
■福島 徹也
東京大学大学院 医学系研究科助手。
1968年東京生まれ。同大学院で博士(医学)取得。
3年間、精神科医師として勤務した後、大学院進学、神経科学の研究者となる。
高次脳機能、特に前頭前野の機能について、電気生理学的手法を用いて研究を行っている。
 
主な論文
Prefrontal neuronal activity encodes spatial target representations
sequentially updated after nonspatial target-shift cues.
Fukushima T, Hasegawa I, Miyashita Y.
J Neurophysiol. 91(3):1367-1380, 2004.
 
Callosal window between prefrontal cortices: cognitive interaction
to retrieve long-term memory.
Hasegawa I, Fukushima T, Ihara T, Miyashita Y.
Science. 281(5378):814-818, 1998.
 
関連HP:http://www.physiol.m.u-tokyo.ac.jp/